【2025年】しゃぶ葉全メニューカロリー表!ダイエットにおすすめの食べ方も

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しゃぶ葉全メニューカロリー一覧表を徹底解説していきます!

お肉のカロリー・栄養成分一覧

 

しゃぶしゃぶの主役となるお肉類は、部位によってカロリーや脂質量が大きく異なります。特にバラ肉は脂質が多く高カロリーですが、肩ロースや鶏肉、つくねなどは比較的ヘルシーです。タンパク質をしっかり摂りたい方は、赤身の多い牛肉や鶏肉を中心に選ぶと良いでしょう。

メニュー名 カテゴリ カロリー(kcal) タンパク質(g) 脂質(g) 炭水化物(g)
三元豚肩ロース肉 お肉 128 8.6 (推定) 9.8 (推定) 0.1 (推定)
三元豚バラ肉 お肉 217 7.4 (推定) 20.2 (推定) 0.1 (推定)
牛肉 お肉 84 8.5 (推定) 5.1 (推定) 0.2 (推定)
国産牛肉 お肉 132 8.5 (推定) 10.5 (推定) 0.2 (推定)
牛タン お肉 159 7.9 (推定) 13.9 (推定) 0.1 (推定)
イベリコ豚 お肉 127 8.6 (推定) 9.8 (推定) 0.1 (推定)
牛みすじ お肉 90 10.4 (推定) 5.0 (推定) 0.1 (推定)
鶏肉 お肉 147 10.8 (推定) 11.0 (推定) 0.0 (推定)
竹筒つくね お肉 50 4.4 (推定) 3.0 (推定) 0.8 (推定)
小籠包 単品 150 5.0 (推定) 7.5 (推定) 15.0 (推定)
あさり 単品 81 8.0 (推定) 1.2 (推定) 8.4 (推定)

 

野菜のカロリー・栄養成分一覧

 

しゃぶ葉の大きな魅力は、なんといっても新鮮な野菜バーです。野菜は低カロリーで食物繊維やビタミンが豊富なため、積極的に摂りたい食材です。特に葉物野菜やきのこ類は、たくさん食べてもカロリーはほとんど気になりません。満腹感を得やすくなるので、お肉の食べ過ぎを防ぐ効果も期待できます。

メニュー名 カテゴリ カロリー(kcal) タンパク質(g) 脂質(g) 炭水化物(g)
香味野菜 野菜 32 1.5 (推定) 0.2 (推定) 7.0 (推定)
白菜 野菜 14 0.8 (推定) 0.1 (推定) 3.2 (推定)
長ねぎ 野菜 34 0.5 (推定) 0.1 (推定) 8.3 (推定)
ニラ 野菜 22 1.7 (推定) 0.3 (推定) 4.2 (推定)
大根 野菜 22 0.5 (推定) 0.1 (推定) 4.9 (推定)
オクラ 野菜 33 2.1 (推定) 0.2 (推定) 6.6 (推定)
えのき 野菜 22 2.7 (推定) 0.2 (推定) 7.6 (推定)
しめじ 野菜 18 2.7 (推定) 0.5 (推定) 4.8 (推定)
もやし 野菜 14 1.7 (推定) 0.1 (推定) 2.3 (推定)
小松菜 野菜 14 1.5 (推定) 0.2 (推定) 2.4 (推定)
旬の青菜 野菜 13 1.2 (推定) 0.1 (推定) 2.6 (推定)
たけのこ 野菜 22 3.0 (推定) 0.2 (推定) 4.3 (推定)
焼き麩 野菜 385 28.5 (推定) 2.8 (推定) 61.4 (推定)
木綿豆腐 野菜 79 7.0 (推定) 4.9 (推定) 2.0 (推定)
豆腐(沖縄のみ) 野菜 60 5.5 (推定) 3.5 (推定) 1.5 (推定)
春雨 野菜 175 0.1 (推定) 0.0 (推定) 43.1 (推定)
きくらげ 野菜 84 4.3 (推定) 0.4 (推定) 29.8 (推定)
蓮根 野菜 66 1.9 (推定) 0.1 (推定) 15.5 (推定)
人参 野菜 49 0.7 (推定) 0.2 (推定) 9.8 (推定)
オニオンスライス 野菜 30 1.0 (推定) 0.1 (推定) 7.2 (推定)
ポテトサラダ 野菜 123 2.5 (推定) 7.0 (推定) 13.0 (推定)
サラダレタス 野菜 20 1.0 (推定) 0.2 (推定) 4.0 (推定)
レタス 野菜 12 0.6 (推定) 0.1 (推定) 2.8 (推定)
サニーレタス 野菜 15 1.2 (推定) 0.2 (推定) 2.6 (推定)
ロメインレタス 野菜 16 1.1 (推定) 0.2 (推定) 3.0 (推定)
チンゲン菜 野菜 9 0.6 (推定) 0.1 (推定) 2.0 (推定)

 

だしのカロリー・栄養成分一覧

 

だしはしゃぶしゃぶの味の決め手ですが、種類によってカロリーや塩分量が異なります。白だしや鶏がら醤油だしは非常に低カロリーですが、すき焼きだしは砂糖やみりんが多く使われているため、カロリーも糖質も高めになります。だしは鍋全体に行き渡るため、選択が全体の総摂取カロリーに影響します。

メニュー名 カテゴリ カロリー(kcal) タンパク質(g) 脂質(g) 炭水化物(g)
白だし だし 2 0.2 (推定) 0.0 (推定) 0.3 (推定)
本格すき焼きだし だし 46 0.8 (推定) 0.0 (推定) 10.7 (推定)
柚子塩だし だし 7 0.3 (推定) 0.1 (推定) 1.2 (推定)
赤チゲ味噌だし だし 22 1.0 (推定) 0.5 (推定) 3.4 (推定)
赤チゲ味噌だし(中辛) だし 22 1.0 (推定) 0.5 (推定) 3.4 (推定)
赤チゲ味噌だし(大辛) だし 22 1.0 (推定) 0.5 (推定) 3.4 (推定)
鶏がら醤油だし だし 7 0.4 (推定) 0.1 (推定) 1.1 (推定)
レモンハーブだし だし 17 0.2 (推定) 0.8 (推定) 2.2 (推定)
あさりチゲ味噌だし だし 42 1.5 (推定) 0.6 (推定) 7.6 (推定)
あさりチゲ味噌だし(中辛) だし 43 1.5 (推定) 0.6 (推定) 7.9 (推定)
あさりチゲ味噌だし(大辛) だし 43 1.5 (推定) 0.6 (推定) 7.9 (推定)
薬膳風火鍋 だし 26 0.5 (推定) 1.8 (推定) 2.0 (推定)
薬膳風火鍋(中辛) だし 26 0.5 (推定) 1.8 (推定) 2.0 (推定)
薬膳風火鍋(大辛) だし 26 0.5 (推定) 1.8 (推定) 2.0 (推定)

 

たれ・薬味のカロリー・栄養成分一覧

 

たれや薬味は少量でも味のアクセントになりますが、カロリーや塩分の「隠れた供給源」でもあります。特に胡麻だれやマヨネーズ系、オイル系のたれは脂質が多く高カロリーです。ぽん酢や和だしつゆ、薬味のねぎやおろし生姜などを活用すると、カロリーを抑えながら味の変化を楽しめます。

メニュー名 カテゴリ カロリー(kcal) タンパク質(g) 脂質(g) 炭水化物(g)
ぽん酢 たれ 7 0.4 (推定) 0.0 (推定) 1.4 (推定)
胡麻だれ たれ 15 0.5 (推定) 0.8 (推定) 1.5 (推定)
きざみ玉ねぎの香味だれ たれ 12 0.2 (推定) 0.5 (推定) 1.7 (推定)
和だしつゆ たれ 2 0.1 (推定) 0.0 (推定) 0.4 (推定)
自家製梅だれ たれ 4 0.1 (推定) 0.0 (推定) 0.9 (推定)
サムジャン たれ 26 0.8 (推定) 0.6 (推定) 4.3 (推定)
塩だれ たれ 23 0.2 (推定) 1.8 (推定) 1.5 (推定)
ねぎ 薬味 3 0.1 (推定) 0.0 (推定) 0.7 (推定)
紅葉おろし 薬味 4 0.1 (推定) 0.0 (推定) 0.9 (推定)
山椒と唐辛子のマーラー油 たれ 81 0.1 (推定) 9.0 (推定) 0.1 (推定)
豆板醤マヨネーズ たれ 63 0.2 (推定) 6.8 (推定) 0.4 (推定)
ごま塩ザーサイ 薬味 1 0.1 (推定) 0.0 (推定) 0.1 (推定)
柚子胡椒 薬味 5 0.1 (推定) 0.1 (推定) 0.9 (推定)
おろしにんにく 薬味 13 0.6 (推定) 0.1 (推定) 2.7 (推定)
ガーリックオイル たれ 59 0.1 (推定) 6.5 (推定) 0.2 (推定)
おつまみ豆板醤 たれ 15 0.4 (推定) 0.8 (推定) 1.5 (推定)
ブラックペッパー 薬味 36 1.1 (推定) 0.6 (推定) 6.6 (推定)
白ごま 薬味 64 2.0 (推定) 5.4 (推定) 1.9 (推定)
おろし生姜 薬味 3 0.1 (推定) 0.0 (推定) 0.6 (推定)
刻みオクラ 薬味 3 0.2 (推定) 0.0 (推定) 0.6 (推定)
わさび 薬味 29 0.6 (推定) 0.6 (推定) 5.3 (推定)
しょうゆ たれ 8 0.8 (推定) 0.0 (推定) 1.0 (推定)
しょうゆ【九州】 たれ 12 0.7 (推定) 0.0 (推定) 2.3 (推定)
一味唐辛子 薬味 42 1.5 (推定) 0.9 (推定) 7.0 (推定)
シーザードレッシング ドレッシング 27 0.2 (推定) 2.6 (推定) 0.7 (推定)
玉ねぎドレッシング ドレッシング 14 0.1 (推定) 0.8 (推定) 1.6 (推定)

 

ご飯・麺・寿司のカロリー・栄養成分一覧

 

炭水化物は活動のエネルギー源として重要ですが、摂りすぎはカロリーオーバーにつながります。白飯や中華麺はカロリー・糖質が高めです。うどんは比較的低カロリーですが、量を調整することが大切です。ちらし寿司やカレーも、気づかないうちにカロリーを摂りすぎてしまうことがあるので注意しましょう。

メニュー名 カテゴリ カロリー(kcal) タンパク質(g) 脂質(g) 炭水化物(g)
白飯 ご飯 165 2.5 (推定) 0.3 (推定) 37.1 (推定)
わかめごはん ご飯 157 2.8 (推定) 0.4 (推定) 35.5 (推定)
ちらし寿司 ご飯 182 5.0 (推定) 2.0 (推定) 36.0 (推定)
しゃぶ葉自慢特製カレー ご飯 106 3.0 (推定) 6.0 (推定) 10.0 (推定)
うどん 105 2.6 (推定) 0.4 (推定) 21.6 (推定)
生中華麺 275 9.9 (推定) 0.6 (推定) 57.3 (推定)
福神漬け 薬味 4 0.1 (推定) 0.0 (推定) 1.0 (推定)
三色漬け 薬味 4 0.1 (推定) 0.0 (推定) 1.0 (推定)
ガリ 寿司 6 0.0 (推定) 0.0 (推定) 1.5 (推定)
寿司(マグロ) 寿司 39 3.2 (推定) 0.4 (推定) 5.5 (推定)
寿司(サーモン) 寿司 43 2.8 (推定) 1.5 (推定) 5.5 (推定)
寿司(サーモンハラス) 寿司 46 2.5 (推定) 2.0 (推定) 5.5 (推定)
寿司(イカ) 寿司 38 2.5 (推定) 0.2 (推定) 5.5 (推定)
寿司(エビ) 寿司 37 2.6 (推定) 0.1 (推定) 5.5 (推定)
寿司(カラスガレイ) 寿司 42 2.6 (推定) 1.4 (推定) 5.5 (推定)
寿司(炙りしめさば) 寿司 51 3.0 (推定) 2.5 (推定) 5.5 (推定)

 

デザートのカロリー・栄養成分一覧

 

食後のデザートは楽しみの一つですが、高カロリーなものが多いセクションです。特にワッフル生地やケーキ、シロップ類は糖質と脂質が多いため注意が必要です。ソフトクリームやゼリー、フルーツなどを少量楽しむのが、カロリーを抑えるコツです。

メニュー名 カテゴリ カロリー(kcal) タンパク質(g) 脂質(g) 炭水化物(g)
ワッフル生地 デザート 194 3.5 (推定) 8.0 (推定) 27.0 (推定)
綿菓子【限定店】 デザート 39 0.0 (推定) 0.0 (推定) 9.9 (推定)
メイプル風シロップ デザート 40 0.0 (推定) 0.0 (推定) 10.0 (推定)
ココアパウダー デザート 36 1.9 (推定) 2.2 (推定) 4.2 (推定)
粉糖 デザート 40 0.0 (推定) 0.0 (推定) 10.0 (推定)
白玉 デザート 12 0.2 (推定) 0.1 (推定) 2.6 (推定)
あずき デザート 136 8.0 (推定) 0.5 (推定) 25.0 (推定)
フルーツミックス デザート 71 0.5 (推定) 0.1 (推定) 18.0 (推定)
コーヒーゼリー デザート 57 0.8 (推定) 0.0 (推定) 14.0 (推定)
黒蜜 デザート 30 0.1 (推定) 0.0 (推定) 7.5 (推定)
きなこ デザート 45 3.7 (推定) 2.6 (推定) 3.1 (推定)
ソフトクリーム デザート 138 3.0 (推定) 6.0 (推定) 18.0 (推定)
ドライフルーツ デザート 35 0.3 (推定) 0.1 (推定) 8.5 (推定)
コーンフレーク デザート 38 0.7 (推定) 0.1 (推定) 8.4 (推定)
チョコクランチ デザート 46 0.5 (推定) 2.5 (推定) 6.5 (推定)
チョコシロップ デザート 26 0.2 (推定) 0.1 (推定) 6.5 (推定)
ストロベリーソース デザート 18 0.0 (推定) 0.0 (推定) 4.5 (推定)
ブルーベリーソース デザート 18 0.0 (推定) 0.0 (推定) 4.5 (推定)
練乳 デザート 33 0.8 (推定) 0.8 (推定) 5.6 (推定)
イチゴシロップ デザート 27 0.0 (推定) 0.0 (推定) 6.8 (推定)
メロンシロップ デザート 27 0.0 (推定) 0.0 (推定) 6.8 (推定)
ブルーハワイシロップ デザート 27 0.0 (推定) 0.0 (推定) 6.8 (推定)
パイナップルシロップ デザート 27 0.0 (推定) 0.0 (推定) 6.8 (推定)
ミックスチョコ デザート 58 0.6 (推定) 3.5 (推定) 6.0 (推定)
ゼリーの素 デザート 6 0.1 (推定) 0.0 (推定) 1.4 (推定)
アニバーサリーケーキ デザート 702 8.0 (推定) 40.0 (推定) 75.0 (推定)

 

ダイエット向けおすすめメニュー

 

ダイエット中は、低カロリー・高タンパク質・高食物繊維のメニューを意識して選ぶことが成功の鍵です。満足感を得ながら、摂取カロリーを抑える組み合わせを考えましょう。

  1. 竹筒つくね:1皿50kcalと非常に低カロリーながら、タンパク質もしっかり摂れる優秀なメニューです。
  2. 鶏肉:豚バラ肉に比べて脂質が少なく、ヘルシーなタンパク源として最適です。
  3. チンゲン菜・白菜・もやし:100gあたり10kcal前後と極めて低カロリー。食物繊維が豊富で満腹感を得やすく、かさ増しに役立ちます。
  4. えのき・しめじ:きのこ類は低カロリーで食物繊維が豊富。独特の食感が満足感を高めてくれます。
  5. 木綿豆腐:植物性タンパク質が摂れる上に、低カロリーで腹持ちが良い食材です。
  6. 白だし:100gあたり2kcalと、だしの中で最もカロリーが低い選択肢です。
  7. ぽん酢・和だしつゆ:たれの中ではカロリーが低く、さっぱりといただけます。
  8. ねぎ・紅葉おろし・おろし生姜:薬味を上手に使うことで、高カロリーなたれに頼らず味に変化をつけられます。

管理栄養士としては、まず鍋にたっぷりの野菜ときのこ類を入れ、食物繊維でお腹を満たし始めることを推奨します。その上で、つくねや鶏肉などの低脂質なタンパク質をゆっくり味わうように意識して選ぶと良いでしょう。

 

筋トレ向けおすすめメニュー

 

トレーニングの効果を最大限に引き出すためには、筋肉の材料となるタンパク質を効率的に摂取することが重要です。カロリーあたりのタンパク質量が多いメニューを選びましょう。

  1. 牛みすじ:1皿90kcalでタンパク質が約10.4gと、非常にタンパク質効率が高い部位です。
  2. 鶏肉:1皿147kcalでタンパク質が約10.8g。脂質を抑えつつタンパク質を補給できます。
  3. 牛肉:赤身が多く、タンパク質と鉄分を同時に補給できるため、トレーニング後の回復にも役立ちます。
  4. 三元豚肩ロース肉:バラ肉よりも脂質が少なく、タンパク質をしっかり摂りたい時におすすめです。
  5. 竹筒つくね:低カロリーながらタンパク質も含まれており、食事のバリエーションとして加えるのに適しています。
  6. 木綿豆腐:植物性タンパク質もバランス良く取り入れることで、多様なアミノ酸を摂取できます。

トレーニング後は、タンパク質と合わせて適度な炭水化物も必要です。白飯を半膳ほど追加して、筋肉のエネルギー回復を促すように意識して選ぶと良いでしょう。

 

注意したい高カロリーメニュー

 

美味しさの裏には高カロリーが潜んでいることもあります。特に脂質や糖質が多いメニューは、少量でも全体のカロリーを大きく引き上げるため、食べる量や頻度に注意が必要です。

  1. 三元豚バラ肉:1皿217kcalと、お肉の中では群を抜いて高カロリー。脂質の量が主な原因です。
  2. 山椒と唐辛子のマーラー油:10gあたり81kcalと、ほぼ油でできています。少量でもカロリーが非常に高くなります。
  3. 豆板醤マヨネーズ:マヨネーズベースのため脂質が多く、10gで63kcalです。
  4. 本格すき焼きだし:砂糖やみりんが多く含まれるため、100gあたり46kcalとだしの中では高カロリーです。
  5. 生中華麺:100gあたり275kcal。締めに食べると一気にカロリーオーバーになる可能性があります。
  6. ワッフル生地・アニバーサリーケーキ:デザートの中でも特に糖質と脂質が多く、高カロリーです。

これらのメニューが悪いわけではありませんが、ダイエット中やカロリーを気にしている場合は、量を控えめにする、友人とシェアするなど、工夫して楽しむように意識して選ぶと良いでしょう。

 

管理栄養士による独自分析・賢い食べ方のコツ

 

ここからは、単なるカロリー計算だけでは見えてこない、より健康的で満足度の高いしゃぶ葉の楽しみ方を、管理栄養士の視点から深く掘り下げていきます。最新の栄養学の知見も交えながら、実践的なコツをご紹介します。

 

カロリーより重要?だしとたれの塩分・糖質

 

しゃぶしゃぶを楽しむ上で、カロリーと同じくらい注意したいのが「塩分」です。厚生労働省が策定した「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、生活習慣病予防のため、成人男性で1日7.5g未満、成人女性で6.5g未満という食塩相当量の目標量が設定されています。

しゃぶ葉のだしやたれには、意外と多くの塩分が含まれています。特に、味がしっかりしている「本格すき焼きだし」や「赤チゲ味噌だし」は塩分が高くなる傾向があります。また、「ぽん酢」もさっぱりしていますが、醤油ベースなので塩分は低くありません。これらのだしで煮詰まった野菜やお肉を食べ、さらにたれをつけると、知らず知らずのうちに塩分を過剰摂取してしまう可能性があります。

対策としては、「白だし」や「鶏がら醤油だし」のような比較的塩分の少ないだしを選び、たれは小皿に少量取るように心がけることが有効です。また、ねぎ、紅葉おろし、柚子胡椒などの薬味をたっぷり使うことで、たれの量を減らしても風味豊かに味わうことができます。塩分の摂りすぎは高血圧のリスクを高めるだけでなく、むくみの原因にもなります。特に翌日の体のコンディションを気にする方は、だしとたれの塩分量を意識することが大切です。

 

血糖値スパイクを防ぐ食べ方とGI値の知識

 

食べ放題でご飯や麺類、デザートをたくさん食べると、食後に強い眠気に襲われたり、その後すぐにお腹が空いたりした経験はありませんか。これは、血糖値の急上昇とその後の急降下、いわゆる「血糖値スパイク」が原因かもしれません。

白米のGI値(食後の血糖値の上がりやすさを示す指標)は88、うどんは85と、いずれも血糖値を急激に上げやすい「高GI食品」に分類されます。血糖値が急上昇すると、それを下げるためにインスリンというホルモンが大量に分泌されます。インスリンには、余った糖を脂肪として体に蓄える働きがあるため、血糖値スパイクは太りやすさにもつながります。

この対策として非常に効果的なのが、「ベジタブルファースト」です。食事の最初に、しゃぶ葉の豊富な野菜バーから食物繊維が豊富な葉物野菜やきのこ類をたっぷり食べるのです。食物繊維は糖の吸収を穏やかにし、血糖値の急上昇を抑える効果があります。最初に野菜でお腹をある程度満たすことで、ご飯や麺の量を自然と減らせるというメリットもあります。しゃぶ葉は、このベジタブルファーストを最も実践しやすい外食店の一つと言えるでしょう。

 

満腹感と腸活の鍵、食物繊維を味方につける

 

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、食物繊維の摂取目標量が成人で1日25g以上が望ましいとされていますが、多くの日本人はこの目標に届いていません。食物繊維は、便通を改善する「腸活」効果だけでなく、満腹感を持続させ、食べ過ぎを防ぐ効果も期待できます。

しゃぶ葉の野菜バーは、この不足しがちな食物繊維を補う絶好の機会です。特に、きのこ類(えのき、しめじ、きくらげ)は食物繊維の宝庫です。例えば、しいたけ100gには約4.9gもの食物繊維が含まれており、これはレタスの約5倍に相当します。また、白菜や香味野菜などの葉物野菜も積極的に摂りましょう。

他のしゃぶしゃぶチェーン店、例えば「温野菜」や「ゆず庵」なども野菜に力を入れていますが、しゃぶ葉のビュッフェ形式で多種多様な野菜やきのこを好きなだけ選べるスタイルは、食物繊維の摂取量を最大化する上で非常に優れていると言えます。意識的に野菜ときのこを全体の食事量の半分以上にするくらいの気持ちで臨むと、低カロリーでも高い満足感を得られ、翌日の体調もすっきりするはずです。

 

管理栄養士が教える、実質カロリー削減術

 

最後に、これまでの知識を総動員した、より実践的なカロリー削減のテクニックをいくつかご紹介します。

  1. たれは「ぽん酢」をベースに:胡麻だれ(10gで15kcal)とぽん酢(10gで7kcal)では、カロリーに倍以上の差があります。ぽん酢を基本にし、味に変化をつけたい時だけ少量の胡麻だれを使う「ハイブリッド方式」がおすすめです。
  2. オイル系薬味を避ける:「山椒と唐辛子のマーラー油」や「ガーリックオイル」は、ほぼ油そのものです。風味付けには、カロリーゼロの「一味唐辛子」や低カロリーの「おろしにんにく」を活用しましょう。
  3. 春雨を賢く利用する:春雨は炭水化物ですが、ゆでた状態では100gあたり約76kcalと、白飯(165kcal)や中華麺(275kcal)に比べて低カロリーです。締めの代わりに、食事中盤で少量の春雨を食べることで、満足感を得つつ炭水化物の総量を抑えられます。
  4. デザートはシェアが基本:どうしても甘いものが食べたい時は、ワッフルやケーキを一人で一つ食べるのではなく、友人や家族と一口ずつ分け合って楽しみましょう。ソフトクリームを少量だけカップに取り、フルーツをトッピングするのも良い選択です。

これらの小さな工夫を積み重ねることで、食べ放題でも総摂取カロリーを大幅にコントロールすることが可能になります。

 

まとめ

 

しゃぶ葉を健康的に、そして心から楽しむためのポイントを振り返ってみましょう。

  • カロリーや栄養成分を知ることで、我慢ではなく「賢い選択」が可能になる。
  • 主役は低脂質なタンパク質(鶏肉、牛みすじ、つくね)と、食物繊維豊富な野菜・きのこ類。
  • カロリーだけでなく、だしやたれの「塩分」「糖質」にも注意を払う。
  • 「ベジタブルファースト」を徹底し、血糖値の急上昇を防ぎ、食べ過ぎを抑制する。
  • 高カロリーなバラ肉、オイル系のたれ、甘いデザートは量や頻度を工夫して楽しむ。

カロリーや栄養成分の知識は、食事を制限するためのものではありません。むしろ、自分の体と相談しながら、どうすればもっと美味しく、もっと健康的に食事を楽しめるかを考えるための「武器」です。正しい知識があれば、食べ放題という最高のエンターテインメントを、罪悪感なく満喫することができます。

次にしゃぶ葉へ行く際は、ぜひこの記事で紹介した「ベジタブルファースト」と「ぽん酢ベースのたれ選び」から試してみてください。きっと、いつもより体が軽く、満足度の高い食事になるはずです。

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